Kowさん こんばんは、いつもお世話になっています
文字や図柄を切り抜ぬくための"Drag knife"というのを知って、自作機でできないかな〜とMach3のフォーラムなどを時々見ていたんですが、
理屈は分かっても具体的に部品を考えるには至らず、忘れていました。
(最初に投稿したら禁止ワードのエラーになって、何がエラーか分からず焦りました、Dragをカタカナで書くと薬のほうと区別がつかないですね)
ところが、しばらく前に暇つぶしにネットを見ていたら、Rolandのカッティングプロッタ用の替刃が出ているのを見つけました。
ホルダー、先端角3種類のブレードが各5本づつ入って、送料込み4.99ドル(PayPalで¥571)という驚異的な価格で、注文して10日ほどで来ました。
部品を見ると、この価格でよくできるなと感心しました;
- ブレードを差し込むと、抜け落ちないように内部のマグネットで保持、
- ブレードが回転できるようベアリングらしきものが先端にある、
- 高さ調整(?)のためのリングナット付属、など
内部にスプリングが入っているんですが(後ろのロッドを押すと刃が出てくる方向)、ちょっと意味が分かりません。カット圧を逃すのなら方向が違う?
スピンドルにくわえるのには、単純に部品の頭部を6mmに削り落としてコレットに入るようにしました。
旋盤があれば簡単ですが、フライスのみの悲しさ、胴部を掴めるように端材に穴を空けた簡単なジグを作って加工。
ワークテーブルのT溝をカバーするために1.5mmのプラ板を敷いて、手元にあったステッカーシートを試しにカットしてみました。
設定: ブレードの先端がシートに接触したところからシート厚さ分下げるようにZ切り込みを設定、送りF400
方向転換時はブレード取付部で刃先の向きが変わり大きなカーブはうまくいきましたが、コーナーで鋭角に方向が変わるようなところで
台紙をひっかけてしまい、うまくいかなかったです。たぶん、プラ板の歪みと台紙とプラ板が密着していないことが原因と考えられます。
プラ板ではなくて8mm厚のアクリル板を載せて面出しして、カットしない部分(四隅)をセロテープで固定してやってみると何とかなりました。
普通のエンドミルだとツールセットでゼロ位置を出せば正確にカットできるんですが、刃先のZ位置がうまくセットできません。
ここらはトライアル&エラーでいろいろやってみる必要がありそうです。
とりあえず形になったのが右端のアップルマークです。これは「エーワン手作りステッカー 29421」を使いました。
白地のフィルムに印刷して保護フィルムを貼るタイプのものですが、白地のままでロゴを切り抜いて不要部分を取り除き、保護フィルムを貼ってハサミでカットしたものです。
キャビネットに貼ったのを撮ったものですが、保護フィルムがかすかに写っています。りんごのカットがキレイでないのは伸び代ということで ...
カッティングプロッタについてご存知の方がおられれば、どういう風にカットしているのかなど教えていただけるとありがたいです。
- Joyful Note -