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自作機のスピンドル 投稿者:Bon 投稿日:2017/03/06(Mon) 22:39 No.578

少し前ですが、自作CNCのスピンドルを改造しました。

それまでは、10mmシャンクのER11コレットを使って(ベアリング6000)、アルミ材を加工したもので組み立てていましたが、
どうも剛性不足の感じがあり、12mmシャンクのものに変えると共にTHKのLMケースユニットSC16を使うことを思いつきました。

ebayで色々見ていた時に、12mmシャンクのものを写真で見ると中空のようで、ダメ元で注文したら8mmくらいの穴が通っていました。
シャンクが中空になっていると、長いエンドミルやドリルなどが使い易いです。

LMケースユニットSC16は内径が28mmで、ちょうどベアリング6001が入ります。
ベアリング押えのM3タップと、下面にLEDを埋め込む溝を追加工してあります。
これに変えてから、ベアリング穴などを加工した時にわずかに漏斗状になっていたのが殆どなくなりました。

写真は、左がアルミ材を組んだ元のもので、右がLMケースユニットを使ったものです。

Re: 自作機のスピンドル - Kow   2017/03/15(Wed) 02:16 No.579
Bonさん こんにちは。

新スピンドルユニット、よさそうですね。剛性が上がってねじれが減ったのでしょうか、ベアリング穴の精度があがるとは素晴らしいです。
LMケースユニットとはまたよいものに目を付けましたね・・・スピンドルに使用するとはアイディアですね!

いい事例をありがとうございます。

いろいろ使い道ありそうですね・・・
Re: 自作機のスピンドル - きよ☆   2017/03/27(Mon) 04:36 No.581
因みに12mmシャンクをお使いでしたら、外形28mm肉厚2〜3mm程度のカラーで
(スナップリングの溝間隔-24mm+グリス対策用プラ板厚×2+トレース紙厚)
の長さを一本と内径12o、肉厚1.5〜3mm程度外形28mmのカラーの長さ+0.01
〜0.02mmのカラーを用意しセットカラー等を使えば7001と6001のベアリング
の組み合わせでアンギュラ玉軸受仕様のスピンドルに出来ますので是非お試
しください。

私の場合はER16のMタイプで組んだ為参考程度にしかならないかと思いますが、
グリス対策はグリス対策用プラ板と書いてありますがダイソーの0.3mmPP板を
外径28mm 内径22mmを一枚と同径のトレース紙1枚 外径28mm 内径19.5mmを1枚
外径21mm 内径12mmを1枚 それを内径12mmの物だけER16のシャフトに入れ7001
内径12mmカラー6001の順に組み付け 外形28mmの物も組み付けてスナップリン
グで止めれば普通のリチウムグリスでは漏れて困ると言う現象は起きていませ
ん。

私は150mmのER16Mタイプを選択していた為、SC16では無くSL16UUを選んだ為カ
ラーの詳細な長さはSC16に合わせて頂ければと思います。
Re: 自作機のスピンドル - Bon   2017/03/27(Mon) 11:38 No.582
きよ☆ さん、
ご教示ありがとうございます。

軸部は、ケース長さ、ベアリング幅、軸方向のスキマなどを実測して、内輪側スリーブの長さを適当な与圧がかかるように摺り合わせています。
外輪の押さえは、写真ではよく見えないですが、上下ともに3xM3皿ビス+ローゼットワッシャです。
御投稿の内容がよく理解できないですが、軸方向の固定(=与圧をかける)にスナップリングを使われているのでしょうか?

6000系は、昔(!)は低価格旋盤の主軸などに使われており、アキシャル負荷にも強いです。
アンギュラタイプはいろいろ考えたんですが、グリス封止のための構造が手間なので使っていません。

ただ、7000系と6000系を組合せるというのは寡聞にして存じませんでした。
両方を7000系にしないのは、何か意味があるのでしょうか?
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