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裏面と表面の切削のズレ 投稿者:廣瀬 千景 投稿日:2018/05/23(Wed) 15:04 No.853

両面削る必要があるため、ワーク原点であるストック中心に穴を開け、両面とも切削前に、穴にミルを入れ込んだ状態でXYのゼロ点を設定しました。
それにも関わらず、XYともに2o程度のズレが発生してしまいます。

何が問題なのか全く検討が付きません。アドバイスを頂けないでしょうか。

Re: 裏面と表面の切削のズレ - tsuzuki   2018/05/23(Wed) 16:03 No.855
廣瀬さん、こんにちは

私も以前原点のずれで苦労したことがあります。私の場合はヘッドのあり溝調整があまく、
z軸がわずかに傾いていたために起きてしまいました。

しかし
>穴にミルを入れ込んだ状態でXYのゼロ点を設定しました。

ということですので私の状態とは違うようですね。

バックラッシュの問題はどうでしょう。
私は手動で原点を設定することが多く、これだと例えばx軸のゼロ点を右からゼロに持って行って合わせるときと、
左から合わせるときでは次の動作によってはバックラッシュ分どちらかへずれが出てしまいます。

テパなどを使い原点合わせをして、その動きの方向を機械が覚えていればバックラッシュは補正されますが、
そうでなければ補正がかかる方向とかからない方向でバックラッシュ分のずれが出てしまいます。
1mmもバックラッシュ補正はかかっていないと思いますが、こんなのも一つの要因ではないでしょうか。

私はわずかなずれも目立つような作業の時は原点設定の時の動きの方向を常に一方向にするようにしています。

本来なら精度が良いボールねじを使いバックラッシュを限りなく0に近づけるのが原則でしょうが、
予算の都合もあり台形ネジを使っているのでx、Y軸は私の機械は0.1前後どうしても出てしまいました。
Re: 裏面と表面の切削のズレ - KOZO-M   2018/05/24(Thu) 16:54 No.856
両面切削ですか、私はフュージョン360でデータ作成してMACH3で加工しています。千景さん、フュージョン360データは回転させた時に絶対座標の中心でしたでしょうか?
モデルの中心で回転させるとズレが出る時がありますよ。加工機に疑いが無ければ、この問題も考えられますが、いかがでしょうか?
Re: 裏面と表面の切削のズレ - chikage   2018/05/29(Tue) 12:45 No.861
tsuzukiさん、KOZO-Mさん

返信ありがとうございます。

昨日、フライスで穴を開け直したところ、裏返しても無事にズレが発生しなくなりました。
どうやら穴の開け方の問題だったようです。

お騒がせして大変申し訳ありませんでした。
Re: 裏面と表面の切削のズレ - Bon   2018/05/30(Wed) 20:23 No.862
chikageさん、

横から失礼しますが、もう少し具体的に説明いただけないかなと思います。

tsuzukiさんもKOZO-Mさんも真剣に考えてレスされているのに、
 > どうやら穴の開け方の問題だったようです
だけでは、??状態ではないでしょうか?

他の方の参考にもなると思いますので、よろしくお願いします。
Re: 裏面と表面の切削のズレ - chikage   2018/06/06(Wed) 15:20 No.863
tsuzuki様、KOZO-M様、Bon様、

失礼な対応、大変申し訳ありませんでした。

NCフライスでアルミ板の中心に穴を開ける際、センタードリルで前処理の穴を開けずに、直接ドリルで穴を開けてしまったために、ドリルが若干傾きながら穴を開けてしまったので、表面と裏面の穴の位置がずれてしまったのだろうと現在は把握しています。

ただ、NCフライスできちんとセンタードリルで前処理をした後にドリルで穴を開けたストックを使っても、CNCでの切削後、若干のズレが発生してしまったので、tsuzukiさんとKOZO-Mさんにご指摘頂いた点も、再度見直して挑戦してみるつもりです。

今後ともよろしくお願いいたします。
Re: 裏面と表面の切削のズレ - Bon   2018/06/06(Wed) 21:59 No.864
chicagoさん、こんばんは

ご返信ありがとうございました。
みなさん、いろいろ考えておられるのですね。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Re: 裏面と表面の切削のズレ - tsuzuki   2018/06/07(Thu) 10:24 No.866
chikageさん、丁寧な返信ありがとうございます。

>直接ドリルで穴を開けてしまったために、ドリルが若干傾きながら穴を開けてしまった


センタードリルでセンター決め、ドリルに変えて穴あけ。理想ではあるのですが歯の付け替え、z軸の位置が変わってしまいめんどうですよね。

私はこの手間を省くため超硬ドリルを使い、いきなり穴あけしてしまっています。
超硬でも程度の差はあれ、逃げは若干出ているのでしょうが実用上問題が起きるほどのずれはないようです。

刃が被削物につく瞬間は送りをゆーっくりにしています。

鉄鋼ドリルよりは穴径も傾きも精度よく穴あけできると感じています。

いいものができますように。
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