バックラッシ補正機能について 投稿者:
鈴木@土浦 投稿日:2017/06/06(Tue) 07:37
No.763
CNCのバックラッシ補正で、特にX-1やX-3で台形ネジをお使いの方に
おききしたのですが、仮にバックラッシが0.2ミリあったとして、
200ミクロンとなります。
1パルス1ミクロンだと200パルスをバックラッシ補正として出力するように
設定すると思いますがステッピングモータで、パルス間隔の指定なしに
静止状態から200パルスを短い間隔で放出すると脱調するような
気がしますが、これは大丈夫なものなのでしょうか?
Re: バックラッシ補正機能について -
Bon 2017/06/06(Tue) 21:47
No.765
鈴木@土浦さん、
CNCのコントロールソフトは何をお使いでしょうか?
Mach3なら、バックラッシュの各軸ごとの量、速度(最大速度に対する%)が設定できるはずです。
私は設定したことがありませんので、マニュアルをご確認ください。
なお、余計なおせっかいですが、1パルス1ミクロンというのは単なる例としても、
マイクロステップを細かくするのはステッピングモータのトルクを下げると思います。
メーカーの受け売りとして;
- マイクロステップによりトルクが落ちるため、細かくても1/4までに
- 送り精度を上げるためとして、マイクロステップを細かくするのは意味がない
例えば、ネジピッチ2mmでマイクロステップ1/4に設定すると、0.0025mm/pulseとなり十分かと思います。
モーターメーカーの技術説明などをご参考に。
基本的には、バックラッシュを小さくする何らかの機械的な工夫をするべきと思います。
上記のMach3マニュアルには、「最後の手段」としてくださいと書いてあります!
Re: バックラッシ補正機能について -
鈴木 2017/06/07(Wed) 11:17
No.766
BONさん、
ありがとうございます。
勉強になります^_^
ステッピングモータは諸事情あり
今はマイクロステップを使って
1パルス0.1ミクロンにしてます。
主にモーションコントローラがだす
パルスに起因する振動の問題の回避のためです。
減速機は25倍がついていて、トルクは
問題ないようです。
Machはバックラッシ補正にも速度指定ができるのですね。
いいですねー。
本来ボールネジにすればバックラッシもほぼなくなり
いいのでさが、台形ネジの中型の汎用フライスをCNCでも使えるようにする
というコンセプトでやっていまして
そこで、いろいろ周りの人が遭遇しない問題にぶつかってる
感じです。。。
とりあえず、調整でバックラッシを減らせるところまで
やってみます。