Re: 1刃1回転あたりの送り量の下限値 -
ストリ−トトリプル 2017/05/31(Wed) 00:04
No.760
簡単に言えば 1刃当たりの送りの限界はエンドミルのポケットの大きさです
この量はチタン等の難削材も木材でも同じです ただし木材の場合は圧縮されるので現実には違いますが
木工用の場合は木工用のビットの方が送りは早く出来ます
のこで木材を切断すると分かりますが 目詰まりするとまったく進まなくなります これはポケットにキリコが詰まった状態です
ホビ−CNCの場合はこの状態に成ると必ず脱調します
アルミや木材などの切削速度の(刃物)あげられる物はなるべく高回転で回し(木工用ルータ−は2〜3万)1刃当たりの切り込み量を減らします
アクリル等の樹脂の場合はあまり同じ所をこすると摩擦熱で溶けます
木材は一番加工しやすいと思います 出来れば主軸に電流計をつけて負荷電流を見て マシンに合った条件を出すと良いと思います
0.025のキリコは薄く有りません がんばってください
Re: 1刃1回転あたりの送り量の下限値 -
青柳@名古屋 2017/06/01(Thu) 19:28
No.761
ストリ−トトリプルさん、アドバイスありがとうございます。
>0.025のキリコは薄く有りません
送り量下限はあまり気にしなくてもよさそうですね。後継機の仕様が回転数半減、送り速度UPだったので、初期型は人柱(回転数に送りが追いつかない)ではないかと懸念していました。それにしても出力7.2Wで9400rpmも回したら 7.2*60/9400/3.14/2=0.00732=7.32N*mmしかトルクがないので、貴殿仰せの通り、少しキリコが詰まったら「ギッ」で終わってしまいそう。ゆえに主軸電流計は小生も考えておりました。定格1Aなのでテスターじゃ無理っぽいです。内部抵抗さえ分かれば、抵抗を並列接続できるのですが。加工実績ができ次第、報告させていただきたく。まずは取り急ぎお礼まで。
加工初挑戦を終えて -
青柳@名古屋 2017/06/05(Mon) 01:35
No.762
経験のある方にはショボい内容かもしれませんが、昨日Linuxcncで以下の加工を実施しました。
(1)ベースに厚紙、主軸にボールペンの芯。10mmピッチ方眼(X,Y=150,100)を描画。
三角定規を当て、XY軸の直交を確認。ペンのたわみ具合、線の太さから、ほぼ全域でZ高さ一定。ベースの外形輪郭に対し、XY軸の傾き=0.9/150が判明。筐体が板金なので、これは致し方無い。ワーク取り付けのため、不要な直線定規を傾けて貼り付けました。目視レベルの精度ですが、こだわって調整した甲斐がありました。もう二度と分解したくないですね。
(2)ヒノキ棒材15x20に10ピッチで10-Φ1深さ2を加工。エンドミルは刃径1.0、刃長不明、シャンク径3.0。最初深さ5(G01 Z-5 F60)をやったら、肩が食い込み、みるみるうちに主軸が停止。あわてて緊急停止、引っこ抜く(G01 Z1)。深さを変えながら様子見。刃長はたぶん1.5。エンドミルって刃のないところに当たると、露骨にわかりますね。主軸の電流計以前の話。今はCAMは使わず、マニュアルでGコードを打ちまくっていますが、「パラメータが足りん」とか言われて、いろいろ勉強になります。機械系の学生なら、これはやるべき。かくしてMyCNCを壊すことなく加工初挑戦は終わりました。少しづつやっていこうと思います。皆様、今後もよろしくお願いします。