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CNCの象限突起の回避方法について 投稿者:鈴木@土浦 投稿日:2016/06/30(Thu) 21:30 No.634

鈴木@土浦です。

新しく汎用フライス盤(理研RTM2)を手に入れたので1年ほどかけてCNCとしても使えるようにしたいと思っています。
本体の台形ネジをボールネジ化するのはちょっと現実的ではなさそうに思っているので
ボールネジをリニアガイドを使ってXYステージ+Zステージを作り、本体に設置してCNCとするか
(Z軸だけ本体の台形ネジを使うという折衷案もあり)
あるいは発想を全くかえて
すべて台形ネジのまま、リニアエンコーダとサーボを使ってCNC化するって手もあるなと思っています。
基本、理屈上はリニアエンコーダ+クローズループ対応のサーボであれば台形ネジのバックラッシも
補正するはずと思っています。
しかし、あきらかにここは何か補正を考えないといけないなと思っているのが
象限突起の問題です。
通常、ボールネジを使ったCNCの象限突起問題はバックラッシが原因というよりも切削抵抗の変化で
わずかなものだと思いますが、台形ネジのバックラッシは数10ミクロンはありますので
ハンドルが何度か回転する時間分空白時間が発生し、突起はあきらかに目視できるレベルになるのでは
ないかと想像しています。

ソフトウエア屋的な考え方をすれば象限をまたぐ切削の部分でwait()させサーボが補正するのを
待てばいいような気がしますが、象限をまたぐ場合、例えば、第1象限から第4象限に移動する場合に

「Y軸の移動、X軸の移動、1秒待ちなさい」

みたいな命令は差しこめるものでしょうか?
できない場合は、逆方向で切削すれば(第4象限から第1象限方向)突起は削られる理屈になるのではないか?
とは思っていますが。

今の予定では、(あまりよく理解してませんが)
CADをライノセラス、(サーボ)コントローラはオリジナルマインドのSERVO LINKER、
CNCソフトはMach3か、USBCNCを考えています。

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