ベルトサンダー

ベルトサンダー
これもまた、軸付き研磨と同様に、フライス盤で切削したその切削面をお手軽に美しいヘアラインに仕上げることができるツールです。
その作業性、作業効率は特筆ものです、もちろんきちんと調整されたフライスで美しい切削面を作り出すことが一番なのですが、ガタガタの切削面となってしまった場合にもベルトサンダーがあればあっという間にリカバリーが可能です。
機構としては単純で、ベルト状のサンドペーパーをぐるぐる回してその面で対象物を研磨するものです。ポイントはそのベルトの幅広さ、そして平面度合。恐ろしく体に悪そうな粉じんが舞い上がりますが、ジュラルミンを含めたアルミ、鉄の面をあっという間に仕上げることができます。
また、私が得意?とする切抜き切削時にどうしても残るタブも、これあれば簡単に削り取ることができます。
選択のポイント
- どんなベルトサンダーが好ましい?
- 100mm幅のベルトを使用するタイプを選択しましょう。実際のところほとんどのベルトサンダーが、100mm×915mmのベルトを採用しています。
- 実際のところほぼ同一規格で作られているようで、どれを選んでもはずれはない様子。
- 国内メーカーが安心(リョービ)かなとは思いますが、チャイナでも特に問題はありません。私も中華ベルトサンダーを長年愛用しています。
お勧めの入手方法
選択肢としてあげられる入手方法として、
- ネットショップで購入する。
- ホームセンターで購入する。
があります。正直、ホームセンターの割安感はないです。amazonなどで探してみるとよいと思います。
ほぼ最安値。SK11 ベルトディスクサンダー BDS-100N
リョービ(RYOBI) ベルドディスクサンダ BDS-1010。リョービの名がつくと若干高め。安心を買う?
うーん、まったく同じ構造に見えるのですが・・・(笑
TIPs
非常に使い勝手のよい製品ですが、一点だけご注意を。
体に悪そうな粉じんが大量に飛び散ります。フライスや旋盤にくっついてしまったらスライド部にダメージを与えてしまいますし、吸いこんだら健康上問題がありそうです。
是非防塵マスクを。こんなのとかね。