ステップクランプ(クランプセット)

フライス盤。

単に使用するだけでも旋盤よりもかなり手間がかかります。その理由はいろいろありますが材料の固定もその一つ。

単純にチャックで咥えればいいだけの旋盤と異なり、加工対象品の形状も様々なフライス加工は、その材料を確実に固定するだけでもひと手間かかります。そんな時に使用すると便利なのがこの「ステップクランプ(クランプセット)」。

大抵のフライス盤ショップ(最近はフライス盤の入手も容易になりましたね・・・)では、それぞれのフライス盤に専用のステップクランプ(クランプセット)を設定しています。

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構成

ステップクランプは、こんな部品で構成されています。

左上から時計回りに

  1. ステップブロック
  2. 固定プレート
  3. スタッドボルト
  4. ナット
  5. Tナット
  6. 長ナット

です。

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使い方

では使い方をご紹介します。

Tナットとスタッドボルトの組み付け

付属のTナットとスタッドボルト(ここではズンキリボルトを使っていますが)を組み付けます。

Tナットとスタッドボルトの配置

TナットとスタッドボルトをテーブルのT溝に差し込みます。加工したい材料のすぐ脇に配置します。ちなみに、材料の近くに配置すればするほど、材料は確実に固定されます。

ステップブロックの配置

三角形のステップブロックを配置します。ギザギザのある方を材料に向けておきます。ちなみに、ステップブロックは材料の遠くに配置すればするほど、材料は確実に固定されます。

固定プレートの配置

材料を固定するプレートを、できる限り水平に置きます。ステップブロック側が下がっているのは論外が、材料側が下がりすぎていてもダメです。できる限り水平にそれが無理ならば材料側がわずかに下がる位置にギザギザをかみ合わせます。

ボルトによる固定

付属のナットをスタッドボルトにはめ、プレートを固定します。

力いっぱい締め付ける必要はありません。締め付けが強すぎるとフライス盤のテーブルが変形して反ってしまい、アリ溝がきつくなります。CNCで使用している場合はそのアリ溝のキツさにステッピングモーターのトルクが負けて脱調することすらあります。

締め付けの力に数値的な目安はありませんが、そのナットに適合したメガネレンチなどをの工具を持って、あまり力いっぱいに締めすぎない「普通の力」で締めれば十分です。そういうように、ナットのサイズが設定されています。

この固定を最低2か所、できれば3か所~4か所行えば、ステップクランプによる材料の固定はバッチリです。

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選択のポイント

Tナットを使用することからもわかるとおり、どんなステップクランプ(クランプセット)でも使えるというわけではありません。ご利用のフライス盤のT溝にあったサイズのセットを使う必要があります。X-1にはX-1用のステップクランプが、X-2にはX-2用のステップクランプが販売されていますから、ご利用のフライス盤にあったセットを購入しましょう。

気合入れて自作する!のもよいかもしれません!

お勧めの入手方法

専門ショップで購入されることをお勧めいたします。ホームセンタで販売しているものではありませんし・・・。

では、比較的アマチュア向けのフライス盤にあったサイズのステップクランプを販売しています。

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